クラウドファンディングについて全くの知識「0」だった自分に宛てて書きます。
(今後、「クラウドファンディング」=「クラファン」と書く場合もあります。)
【はじめに】クラウドファンディングとは?
「群衆(crowd)」と「資金調達(funding)」を組み合わせた造語です。
(一般の方々から資金を調達するイメージ)
クラウドファンディングには現在大きく6個の形式があります。
①寄付型
②購入型
③融資型
④株式型
⑤ファンド型
⑥ふるさと納税型
それぞれの特徴について解説します!
【寄付型】クラファン
寄付型クラウドファンディングは文字通り「寄付」です。
【特徴】「災害支援」「社会貢献性」などの強いプロジェクトが多い
【内容】リターンは基本なし(お礼としてメールや手紙・写真など)
【購入型】クラファン
購入型クラウドファンディングは「商品を購入する感覚」の支援です。
【特徴】「新商品発売」「新たなサービス」など「商品・サービス」が多い
【内容】リターンは支援した「商品・サービス」など
※発売前の商品だと「普通に買うよりも安い」「第一号が買える」などの支援者へのメリットも
※システムを利用して「試験展開」も行う企業や個人の人も増えていて「マーケティング」の1種にも
また、「購入型」には2種類のやり方があり、「起案者が選べる」
①「All-or-Nothing型」
ー目標金額が「集まったら」実行するプロジェクト
②「All-In型」
ー目標金額に「達していなくても」実行するプロジェクト
簡単にですがこの2点を知っていればいいかと思います。
【融資型】クラファン
「融資型」は「ソーシャルレンディング」として認知されていることが多いです。
【特徴】支援者は「利息」を得ることができる
【内容】個人でやるっていうより「企業」がやる
「個人投資家→クラファン事業者→借りて企業(起案者)」(イメージ)
※個人投資家の方から小口の資金を集めて大口化して借りて企業に融資する
【株式型】クラファン
「株式型」は文字通り、「株式会社」が行うクラウドファンディングです。
【特徴】「株式会社」のみ行うことが可能
【内容】個人投資家へ非公開株を提供する→資金を募る(イメージ)
<投資家>
・出資先の企業の詳細な情報を参考に投資が行える。
・非上場企業の未公開株を取得できる。
<制限あり>
・「借りて企業(応募者)」:年間1億円未満
・「投資家(支援者)」:1社につき50万円まで
※事業者は「第一種少額電子募集取扱業」の資格が必要。
【ファンド型】クラファン
「株式型」と同様に「企業」が行うクラウドファンディングです。
【特徴】「利回りが変動」する(投資する事業の売上に応じて)
【内容】「投資家→クラファン事業者→企業」(イメージ)
<投資家>
・売上等の成果・出資額に応じて金銭的なリターン受け取り可能
・「金銭」+「モノ・サービス・割引券」など受け取れる可能性あり
・「金融商品」+「社会貢献性」
<融資型との違い>
「融資型」…「元本+利息」という形で利回り計算。
「ファンド型」…「売上に基づく分配金」で利回り計算。
【ふるさと納税型】クラファン
「ふるさと納税」の仕組みによって寄付を募るクラウドファンディング
【特徴】寄付金の「控除」を受けることができる
【内容】「購入型」「寄付型」と同様であるが「ふるさと納税」の仕組みを使う!
※サービス提供事業者によって「特性」が異なる!
ふるさと納税を検討している人は一度サイトを見てみるのもおもしろいと思います!
このように、様々な種類のクラウドファンディングが存在しますが、
それぞれ共通するのは「想い」が込められているということです。
支援者と応募者を繋ぐという意味では非常に良い仕組みであると思います!
個人的には、今後「伸びる市場」であると思ってます!
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました!
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